ジャズのセッションへ参加しました❗️


ジャズボーカルをレッスンしている生徒さんと、ジャズのジャムセッションに参加しました❗️コロナ過ということもあり1年ぶり、参加者も少なく、思う存分楽しんで参りました❗️



直前でレッスンしていた楽曲については、注意事項や課題がまだ明確で余裕があったと思いますが、しばらく歌っていない楽曲については歌えているようで歌えていない、ノリ方がわからなくなってしまうなどありましたね。




また、もうレパートリーだから大丈夫と思って余裕で歌った楽曲も、録音を聞いてみると「!!! (;゚∀゚)なぜ?」となることもあります。これがジャズの怖いところなのです。楽曲やメンバーによって、出すノリのパルスが違うため、感覚を研ぎ澄ませて自分の出すノリと合わせなくてはいけません。ポップスやロックのように”完成系”というのが無いので、感覚を維持しなければならないのです。




ということで、また定期的に参加してゆきましょう❗️





私もいち参加者として、5曲歌わせていただきました。セッションでは、新曲を試したり、KEYや進行など楽譜を書き直したものを試したり(皆さんに演奏していただき見やすかったか、コード進行はよかったか等のコメントをもらう)、昔歌ったレパートリーの思い出し等をしています。また、初心者含めどんな演奏者が入っても、フロントとして全体をまとめることができるボーカリストでありたい(自分が引っ張っていくと言う意味ではありません)ので、その感覚を磨くためにもセッションは有効だと思い参加しております。





私のセッション用の楽譜は、自分の仕事用の楽譜とは別に作ってあり、初心者でも演奏しやすいKEY初見でも間違えにくい進行の楽譜作りを心がけています。KEYを上下に2度以上変えると、声の出し方、雰囲気の作り方、声色の操作がむつかしく、歌いにくさが露呈します(^_^;セッションでは必ずしも自分のKEYではないので仕方ないのですが、これが良い勉強になります。セッションは初心者のものではありませんよ。素人さんほど、そう感じるようですがね。



本来ジャズには「カバー」というものは存在しません。誰かの音源を真似たものやコピーは、ジャズではないのです。ですので、アニソンセッションやポップスセッションより敷居がかなり高いと思いますし、はるかに高度だと思います。