特別レッスン5月【時代劇ミュージカル】レポート

2023年6月6日


この少人数オーディション対策レッスンから中央で活躍する方続出❗️
気づかないうちに、染み込んだ技術が合格へと導きます❗️
プロを目指さなくても、スキルアップや技術維持、引き出しを増やす方も❗️



今回は告知通り「時代劇ミュージカル・撮影」を行いました❗️


初めて通し稽古を体験し、撮影までしましたね。


最後まで創り上げる緊張感はどうだったでしょうか❓


初めて台本を手にした時に感じた”普通の””よくありそう”なお話というフラットな感じから、ここまで皆の心がたくさん動く立体的なお芝居になろうとは、思ってもみませんでしたね。


それぞれの役が、ここで何を思って生きているのかを台本から読み解き持ち寄れば、お話は大きく膨らみます。そして、人の心をも動かすような豊かなお話へと変わっていくのです。



これがお芝居です。ただ2次元の文字を「気持ちを込めて」「抑揚をつけて」上手に言えることが、役者の仕事ではありません。



その役の人生、生き様、周囲との関係性、超目的が、”確定”できてはじめて、その役の役作りが完成します。そして、同じように考察された他の役の人との繋がり・関係性からシーンの目的に向かってひとつずつ”成立”させていくことで、リアリティあるお芝居へと変化していくのです。



お教室では、このように、演劇論を用いて台本を紐解きながらレッスンを進めております。こちらで確定したものを提示することは少ないです。なるべく自身で考え、確信を持った答える導き出せるようコーチングいたします。



お遊戯会のような演劇を体験してきた方や、お芝居に対して固定観念がある方は、”悪い癖”を抜くのに非常に時間がかかります。ですが、何度もこの特別レッスンを受けていただくことで意識が変わり、癖のないフラットな芝居ができるようになってくると思います。こどもミュージカルなどで主演をされている方でもこの癖が抜けずオーディションで苦戦される方も多いので、なかなか結果が出ない方は早めにご相談下さい。



また今回は、呼吸を視覚化することで、焦りや緊張感を生むことを体感し、さらに感情が乗った声をお腹から出すことができるようになった方も増えました。特別レッスン後のレッスンではフィードバックを行い、ここで得た技術をさらに自分のものにできるよう訓練中です。当日できなかった方も、動画を見て納得しましたね。みなさんの気づき・感想にも記載されているので、ぜひ読んでみて下さい。役者には必須の技術ですよ。




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毎回書いておりますが、ただの”セリフの読みっこ””課題楽曲をみんなで楽しく歌いましょう”というようなお遊びはこのレッスンでは行いません。公演のためのお稽古しかしてこなかった方や経験者でも、プロになる(合格する)ためには必ず乗り越えなくてはならない壁、圧倒的に足りない基礎技術を訓練します。オーディションは受けないけれど、表現の技術を学び、演奏活動・ダンス活動に活かす方もいらっしゃいます!



今までこんな練習をしたことがない・・・。やったことがあったけれどこういう意味だったとは・・・。意味もわからずやっていた・・・。こう思っていたけど実際やってみたら違った・・・。これは応用できそう!等、経験者も未経験者も気づきがたくさんあるレッスンです。役っぽく、役になりきる、という感覚だからお遊戯会になります。このレッスンを受けると意識改革が起きるでしょう。



ここでは、よく考え・生徒さん同士で思い切り試す場。ここで完璧にできなくても大丈夫。オーディションや本番で失敗しないよう、ここでたくさん失敗して、しっかり試して下さい❗️



◉このレッスンは、連続参加(ここ重要)し5回目を過ぎた頃から見える世界が変わってくるようです。別のスクールに通っていらっしゃる方は、あまりの違いに最初はとまどうでしょう。このレッスンを受ければ、素人は技術を0から学ぶことができ、また間違った経験を積んできてしまった方は修正ができます。新たな気づきを得て、試し、自身のスキルアップを図ることができる貴重な場所だということを後になって感じるでしょう。


◉オーディション対策レッスンという名目ではありますが、俳優・声優志望だけでなく、アーティストの表現力UPのための表現レッスンを主に行なっています。歌詞が棒読みになってしまう方、”気持ちを込める”こと=ナルシストになってしまっている方、声に表情をつけたい方、は必須のレッスンです。


◉このオーディション対策合同レッスンは当初より少人数で開催しておりますが、入り口と掃き出し窓からの定期換気、24時間換気の部屋でのレッスン、全員マスク着用、を徹底して行っております。また、まん防中は窓を開けた状態でレッスンしております。


オーディション対策レッスンでは何を学ぶのか?




オーディションで審査の要となる、瞬発力・想像力・創造力・応用力・協調性・考察力・洞察力・実行力・欲するエネルギー・喜怒哀楽の感情の幅、を、シアターゲームやエチュードを通して鍛えます。




最近はワークショップオーディション(グループで受ける)も増えてまいりましたので、シアターゲームがそのまま出題されることもあります。「ねらいがわかることでどう表現すればいいかわかった」「経験したことがあるので少し余裕ができ思った通りのことができた」と実際生徒さんからも「出題された!」と連絡をいただいております。合格報告も!この「脳トレ・身体反射トレーニング」で毎回”感覚が維持できているか確認”していただきます。(言われた通り・思った通りの表現が確実にできているかは別問題です。)




また、役作りをはじめ、オーディション会場で台本をもらったら短時間でまず何をすべきか。
現場のドラマや舞台の台本をもらったら顔合わせまでに何をすべきか。プロが行う台本の読み方、役作りの仕方(考え方)を演劇論を用いて実際に体感していただき学びます。




その他、役作りについて演出や監督から質問があった場合どう答えたらよいか自身の考えてきたものを他の役者さんと短時間でどう摺り合わせればよいか、も併せて学びます。



オーディションで出された課題や現場台本を持ち込まれる(相談される)場合は、動きやセリフの言い回しをこちらが決めて教えるなど一切しておりません。現場の演出家、監督、審査員の指示(意向)が全てです。それにすぐに応えられるよう訓練するのがこの特別レッスンです。



また、音感を鍛えるために、「ハモり」レッスンも行います。ハモり耳を鍛えることで格段に音感があがり、音痴の場合は音痴解消になりますし、ソロボーカリストについては音程がさらによくなります



ミュージカルオーディションで勝ち残れば、ハモりができるか確実に審査されますし、CMや映画のオーディションでも歌唱力を求められる場合があります(過去に何度も有)。また事務所などで引き出しを増やす(商品価値を上げる)ためにとバンドのボーカリスト(楽器でハモり担当も)としての素質をみられる場合もあります。このような場合にも対応すべく、ハモり耳を鍛えることも毎回できる限り行っております。


<実際の保護者様からのお問い合わせ>

Q.SNSの広告に「すぐにデビュー」「声優オーディション」「子役オーディション」「俳優オーディション」「オンラインオーディション」がたくさん表示され、受けようと思っています。合格後はどれもレッスン付きのようですがこれは大丈夫でしょうか?(お友達が次々に事務所に所属し始めましたという方も。)

A.今事務所経営が厳しくなっているので”磨いても光らない人”も事務所レッスン生(預かり)として高確率(ほぼ100%)で合格できるようですが、技術が無い・センスがない方は「一生レッスン生」になります。「うちの子なら大丈夫」はほぼ大丈夫ではありません。会社の運転資金要員となりませんように。ご注意を。事務所やスクール所属になった方は、カリキュラムのグループレッスンで満足せず、ご自身の目標・ゴールに沿ったオーディション対策をなさって下さい。


◉お教室のレッスン生にも事務所所属の生徒がおりますが、事務所の了解を得て受けてくださっています。必ず了解を得て下さい。なお、お教室在籍中に合格したものは、お教室の合格としてこちらも受け取らせていただきます。(規約にも記載しています)


入会案内


現在の空き状況・入会の条件等は →→ 「こちらから」



※個人レッスンのため、会場やお時間等ご希望に添えない場合もございます。まずは、お問い合わせ下さい。
※未成年者ご本人からのお申し込みはできません。
※Gmailアドレス不可。こちらからのメールが届きません。ご注意下さい。


ほぐし・発声



合同レッスン問わず、レッスン前には必ず”ほぐし””発声練習”を行います。すぐに声が出るためのカラダづくりの練習です。どこをほぐしているか、どこがどうなっているのかをイメージし、短時間で体をほぐしていただきます。



現在は、壁に向かって声を出さないトレーニングを中心に行っております。表情筋を鍛えるにはマストの練習。現場でも使えるトレーニングです。


また、マスクをしたまま声を出すのは息苦しくとても大変ですが、換気をしつつ(24時間自動換気以外に窓を開けています)、稽古ができる良い状態にすぐ持っていけるようしっかりアップを行いました。



窓を開けたままでの発声練習を今後もしばらくは続けます。



発声では、表情筋、滑舌、リズム練習、音階発声も行っています。豊かな声を目標に、発声練習から”感情のある”声を訓練いたします。



今回も、自宅練習時に台本を使ってどのように発声練習をすればよいかをレクチャーし、ひとりずつ試していただきました。どんどん速くなってしまう方は、肺活量が足りないという原因もあるかもしれません。とにかくゆっくりゆっくりお腹から声を前に出す練習を続けましょう。


呼吸を使って、焦りや緊張感を生むセリフの出し方もレッスンしました。体感出来た方は早速ステージングで試してみましたね。みなさんの気づき・感想にもありますが、この呼吸の視覚化が、セリフにも歌にも活かせますように。



シアターゲームで脳トレ!




プロの舞台稽古前にも行われる「シアターゲーム」や「コミュニケーションゲーム」をストレッチ後に必ず行なっております。

NHKの大河オーディションでも、このシアターゲーム(ドッヂボール)が取り入れられていた、とTVで若手の女優さんがおっしゃっておりました。

この課題(ゲーム)では何をみられているのか、審査員の目的も解説しながら行いますので、いざ同じようなワーク(ワークショップ形式のオーディション)が与えられたときに、とても安心でき、自身をしっかり発揮できると思いますよ。


毎回違うワークを行うので、皆さんとっても真剣に取り組んで下さいます!



このワークは、お芝居に必須のコミュニケーション能力や瞬発力・創造力・想像力・思考力・洞察力・五感・体幹・六感アンテナ・応用力・協調性を鍛えることができます。台本も使わない、歌も歌わないですが、脳と体の神経をしっかりと繋ぐ大切な時間なのです。


そして、これらひとつひとつのワークが、次のワークへの応用になっています。特別レッスンでは、テーマに沿って開催することも多く、このレッスン全体でテーマに向かっていけるような工夫をしております。


今回も、オーディションでよくあるワーク、”空間把握”を行いました。追加されるさまざまな条件(指示)に、すぐに適応できるか試しました!


ステージの大きさを実際に動いて把握しました。特別レッスンで行うシアターゲームは、この後行われるエチュードで使えるワークを行なっています。このワークの時だけ頑張るのではなく、その後どう活かせるか、どんどん応用して下さいね!


ミュージカルエチュード(ステージング・撮影)




今回の本題。中年寄のソロと姫のソロ(コーラスあり)を含む7分のオリジナルミュージカル。


たった7分のお芝居ですが、短いと感じた方、長かったと感じた方がおりましたね。バタバタしていただけ、という方も。

次はこれ、次はこれ、次は・・・と焦るかもしれませんが、それでは役として生きられませんね。段取りで繋いでいくのではなく、その時見たり感じたことを心でブツブツ言って繋がなければ自分自身(段取り)に戻ってしまいます。

また、セリフがない時や袖にいる時も、役の感情(今何をしているか)を保つことも必要になります。

手の合図でスタートしてから手を叩かれて終わるまでは、その世界の住人です。”袖にいる”のではなく、違う部屋や違う場所にいるということなので、そこで同じ時間をどう過ごしているのか、実際に動いていなければいけません。ステージの流れを袖で”自分自身”として見ていないようにしましょう。


「姫様!」という袖からのセリフを持った中年寄・お年寄りに、今自分が何をしていて、なぜその言葉を発したのかを聞いたのはこの為です。袖から姫のいるステージ方向に向かって「姫様」「姫様〜」と探す声を入れた方もおりますが、それでは姫が気づいて逃げてしまいますよ。これで姫が気づかないものおかしい。それこそお遊戯会です。ただセリフを順番で言うのではなく、よく状況を考えてから発するようにしましょう。

姫のソロ

中年寄のソロ


さあ、撮影された通しの動画を見て、ご自身の体感と比べどうだったでしょうか?呼吸が視覚化できている部分はとても臨場感がありましたね。できる(役として生きる)方が増えると、空気を読まず段取りになってしまう方との”不成立”がとても目立ちました。姫はセリフがない分、空回りしているのが気になりましたよ。また、全体的にキャラクターのブレが気になりました。自分の目的、シーン全体の目的を達成できるよう、役作りを行なって下さい。


通しでバタバタしてしまった方は、今一度ステージングの動画を見直し、声の出せる広い場所(スタジオ)で実際に動いて大きな声を出して復習してみてください。これが本当に大切‼️自宅で小さな声を出してなんとなくイメージングしているだけでは、距離感も違うので再現できませんよ。本気の方は、すぐに動こう‼️


終了後のレッスンでは、「次回はこれを試したい!」という声も続々頂戴しています!しっかりと試せるよう準備しておいて下さいね。楽しみにしています。



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このレッスンでは、本物のお芝居の基礎を体験体感いただくことと、正しくミュージカルを理解していただくため、台本についてはかなりの余白を、楽曲については気持ちよく”歌わない・歌えない”ような楽曲にしています。ここで生徒のみなさんには、とにかく、お遊戯会的なものから脱出していただきたいと思っています。(ですので、保護者様がセリフをお手伝いする際、声色や気持ちなど指導しないようお願いします。変な抑揚を教えないで下さい。)

※気づきのレポートは、動画を見る前、当日の所感を素直に書いて下さい!





<<重要❗️>>
セリフには必ず動機があります。自分で閃き気づくか、誰かや、五感(六感)から何かを受けるかしか動機はありません。また、動機のないセリフでエネルギー(欲する力)が低いと、次の人は「0から感情を生み出して」嘘のセリフをいわざるを得なくなります。これが「落ちる」「セリフの不成立」です。声をかけた側、動機になるような言動をしている前の方の責任だということは”7月の小栗旬さんのプロフェッショナル”でも仰っていましたね。


役(台本)を膨らめる時には、書かれている性格と9つの質問でジャッジすること。あいまいに「こんな感じだろう」と適当なイメージだけで参加しないようにしましょう。答えはかなりの確率で台本内に存在しています。表現力だけでなく、読解力も鍛えましょう。



人の心は、本当に複雑ですよ❗️リアリティのあるお芝居にするには、まずはここから❗️


以前のオーディション対策レッスンレポート」にも「ヒント」や「アドバイス」がいっぱい❗️技術がつけばつくほど「ここには実は凄いことが書かれている」と気づくようです。見逃さないでね。



未入会だけど・・・参加したくなった!



1ヶ月に1回、月末あたりの週末にオーディション対策レッスンは開催されます。



全員にすべてのワーク参加をしていただき、ひとりひとりへのアドバイスはもちろん、その後何度も小返しを行うため、3名以上8名まででの少人数レッスンです。(参加者が多くなった場合は別時間に振り分けます)



グループレッスンのデメリットは、ひとりひとりが受けたアドバイスを小返しさせてもらえないこと!アドバイスをもらっただけでは、習得できません!スクールや事務所レッスンでは、これができないためにウンチクのみを学んできます。自分ができなければ何も意味がありませんよ!




ここまでやってくれるの?の現場直結のオーディション対策レッスン。
読んでいたら参加したくなった。
一度参加してみたい・・・
そんな方、
メインのお教室レッスン生でなくても「単発レッスン生」でしたら参加可能です。
詳細は「単発レッスン」をご覧ください。


課題がありますので、参加エントリーには締め切りがございます。
ご興味ありましたら、まずはすぐにお問い合わせ下さい。


「ついていけるか不安なので・・・」と言われる方もいらっしゃいますが、実際のオーディションはこんなに優しい環境ではありませんよ。

オーディション対策レッスン後の個人レッスンでは、この部分を徹底的に振り返っております。しつこいくらいに試し、確実に自分のものにして下さいね。



レッスン生の感想(抜粋)



アンケート(気づき・所感メモ)は、書きながら振り返り、脳でまとめるという作業の場です。気づきが多く毎回びっしりの方もおりますね!できた、できない、わからない、今の段階での気づきが大切です。


技術不足の方については合同レッスン当日に修正アドバイスはほとんどしておりません。アドバイスが理解できる(なんとなくでしか体感していない為)状態にないため、しばらく見守っております。が、特別レッスンを何度も重ねると、確実に体感されていることをこちらでも確認できるようになります。そこからダメ出しが始まります。「こう動いて!」「こうやって言って!」と言われているうちはまだ体感されていない状態です。まずは根気強く、とにかく気づきを毎回増やしてゆきましょう!



今回も、表・裏面とびっしり気づきで埋まりました。気づきが多いほど、次へ進めると思います。また別紙で、レッスン動画を見た後の感想も書いてくださった方もおりました。



レポートみたいで面倒、と思われるかもしれませんが、何に気づき、何に気づけなかったかを教えていただくことにより、目標に向けての今後の課題がより明確になり、個人レッスンでの振り返りもさらに濃いものになりスキルアップが望めます。



レッスンの「ねらい・肝」についての気づきについては、こちらには記載いたしません!とっても素晴らしい気づきを得ている方もいらっしゃいます。どんな内容を行っているかは、ぜひ実際にレッスンを受けてみてください♪他のお教室にはない超実践的・現場直結の内容です。

こんな感じで書いてくださっています。(以前のもの)今月からメールで送っていただいております。メールでも気づきメモ大量です!


ご自身での体感、また、見学時に感じたことや気づきを事細かく書いていただいております。=レッスンで得られたもの。(よいこともダメも両方)

■気づきアンケートより



このいただいた気づきのフィードバックは、これからの課題(所感と現実の差を埋める)となりますので、

①ワークで自分は何を感じ、どう思ったのか。
②できたと思ったのか、できなかったのか。
③他の人の発言やダメ出しやパフォーマンスに何を感じたか。
④自分はどうしていきたいのか。
⑤動画を見た後の、所感との差。(間に合わない時はノートに書いておこう)


セリフを使った発声(練習方法レクチャー)


・声の出し方が分かりやすくなったが、発声の段階で自分の圧が弱いなと感じた。
・Aさんの発声はずっと圧が続いていてブレていなかった。
・みんな声が前に出ていてすごいなと思った。
・Aさんが、体全体を使ってなめらかに発声をしていて、良いなと思った。
・何度もやって、大きな声が出せるようになった。
・声を飛ばす時は、スタジオの壁まで飛ばす勢いで言わないといけなかった。遠くを意識出来なかったから音が広がっていると思った。
・長ゼリフはとくに、最初はゆっくり言えるのにだんだん早くなってしまう。最後まで集中して息をコントロールしていきたい。

シアターゲーム・空間把握


・上を使ったり下を使ったり色々と工夫してみた。
・誰かにむけてください、という指示の時に、ただ手をひろげる 以外に、「見つけた」のつもりや「驚いた」のつもりなど、なにかそれぞれ別の感情を考えてやってみた。
・スローモーションの時、途中で手と足が同じになってしまったことがあった。
・競歩をしながらやった時、途中で歩きのほうに意識がいって空間のことをあまり考えられていない時があった。
・2人でも大変そうだったのに、ライブなどヴォーカルの時はあのぐらいの広さを1人で埋めないとだから、今まで自分がどれだけ空間を埋められていなかったかがわかった。
・止まった時に、目の前の空間が空いている時があったから、歩いている時に「ここで止まった場合どこを埋めればいいのか」を考えないとだなと思った。
・体全体を使うと、前後の空間をたくさん埋めることができるということが分かった。
・空間利用は人数が少なくなるほど難しく、少ない人数でステージを広く使うにはもっと隅まで使えたと思った。
・手を上下に出した時には、ただ上下に出すだけではなく、空いている空間に手や足を出す事でその空間を埋められる事がよく分かった。
・他の人が次どこに行くのかを考えながら動くことができた。
・1人になった時にどう動けば良いの分からなかった。
・スタジオとお教室の広さはそれほど変わらなかったけど、視点を変えただけで動ける場所がたくさんあったんだと気づいた。
・競歩の正しい歩き方が分かった。脇を閉めて歩くと無駄な力を入れなくて良いから歩きやすかった。
・早く歩くだけでなく、一度止まったりすると周りが見れてぶつかりずらくなった。
・二人、三人で空間を使っている時はとくに近すぎず、ちょうど良い距離感があった。お芝居でもこの距離感を保っていきたい。
・色んな角度で両手いっぱいに広げると空間が埋まっていくのが分かった。上や下も使って空間を埋められるようにしたい。
・空間利用は人数が少なくなるほど難しく、少ない人数でステージを広く使うにはもっと隅まで使えたと思った。
・手を上下に出した時には、ただ上下に出すだけではなく、空いている空間に手や足を出す事でその空間を埋められる事がよく分かった。
・曲が止まった瞬間の状況把握が難しかった。
・ポーズの時に咄嗟にピースをしてしまい、空間を埋められていなかった。
・手を上下にやるだけの時にしゃがんでしまって、指示をすぐに適応できなかった。

時代劇ミュージカル(ステージング・撮影本番)


・息の音で感情が豊かになっていくのを出来てる時と出来ていない時の違いがわかった。
・なんとなくうまくいったような気がした動きを、リテイクの時にまたやってしまうのが良くないと思った。
・御小姓役のときに、呼吸を使ってセリフを言うことができた。
・歌詞が飛んでしまって素に戻ってしまった。
・1度目に姫をやったときは遊べていた気がするけど、リテイクの度にさっき自分がやっていたことを思い出しながらやってしまった。なんとなくまくいったような気がした動きを、リテイクの時にまたやってしまうのが良くないとおもった。
・Aさんの姫がすごくかわいくて魅力的だった
・Bさんがやったブレスで、緊張感や焦りの感情の伝わり方が全く違った。
・今までは大きな声で言おうとしていたけど、息を吐きながら言うと声がすごく出しやすかった。
・呼吸を使ってセリフを言うことで、エネルギー量も増えて「!」を以前よりもはっきりと表せたと思う。
・自分が人形を取っても相手がなかなか取ってくれなかったから取り合いにならず、どうしようと思った。
・いざ撮影本番になると、今までできていたことや意識できていたことが出来なくなった。
・お客さんに見せられるレベルの演技ができていないということを痛感した。
・焦ってしまうあまり早口になり声も出なくなった。
・声を落とさない、近くに飛ばさないように意識したら、感情が無くなってしまった。
・前に出たり、センターにいくにも必ず動機を付けてから行かないと素に戻ってしまう。
・お教室でやっていた時とまた違った緊張感を感じた。
・絶対に失敗出来ない緊張感があった。
・ステージの半分も使えていなくて、狭い部屋でやっているように見えた。
(A:皆近寄り過ぎました。空間把握のワークが活かされていないのは残念。)
・姫の歌の最後のポーズが最後まで決まらなかった。
・中年寄の目的を見失っていた。
・Cさんが中年寄役のとき、息を使えるようになったら、女将さんっぽく見えた。
・中年寄役の時に、御小姓と呼吸を合わせられなかった。位置やタイミングもちゃんと合わせなければいけなかった。
・御年寄役の時に、「ついて来なさい」が完全に真横になってしまった。
(A:横顔、背中、お尻、を客席に見せた状態でセリフを言ってはいけない。違う意味ができてしまいます。)
・袖から出る時と入る時が遅くなってしまった。ダラダラ動かないように気をつけたい。
・センター前から後ろに戻行くと、どうしても行きずらいのとお尻を向けてしまった。
・次の人の台詞は前の人の責任になってくるというのが分かった。成立させられないと一気にグダグダになってしまった。
・段取りにならないように自分からもどんどん動いたり合わせられるように引き出しを増やしたいと思った。
・歌の最中、入るタイミングや反応を考えてしまい、歌う場所で入れなかったから、歌の時はちゃんとメロディにも集中していきたい。
・おもちゃの取り合いにならなかった時、シーンとなって”落ちた”ように感じた。
・筆と紙が机に乗ったまま前に持って行ってしまい、姫が勉強しているような画になってしまったから、別々に置いておくべきだった。
・今まで机を当たり前のように前のほうの真ん中に置いていたけど、動きの邪魔をしていたんだと分かった。
・まず、呼吸を見せる事が全くできなかった。呼吸ができている人は、そこからセリフが繋がって感情も見えやすかった。
・呼吸ができてもそこから感情を繋げてセリフにするのがとても難しかった。
・姫はずっと前の方に居ると指示があったのに、後ろに行ってしまったり、前に居るための動機づけがすぐにできなかった。もっと前で遊べた。
・姫の歌は役としていろんな葛藤だったり景色が見えているつもりだったけど、振り返ると段取りだったりお遊戯会的な歌になっていたなと思う。
・Aさんの姫はナチュラルで自然と感情が繋がっていた。
・中年寄の時、呼吸ができず段取りになってしまった。
・歌っている最中、見てはいけない指示を忘れて姫などを何度も見てしまい、中年寄としての訴えや目的がなく段取りになった。
・中年寄として姫を見つけてから最後捕まえるまでの動機や気持ちが全くなかった。歌ってない時にそこに生きているのがとても難しいと感じた。
・他の人のを見学した時に、姫の歌で御年寄達のハケと姫の入りが被ってしまい、本当に同じ部屋に戻ってきたように見えた。少しのことで見え方が変わって、場面設定も見ている人を困惑させてしまうなと思ったので、瞬時に判断して遅く入ったとしてもそこで繋げられるようにしたいと思った。振り返ってみて、自分も音に合わせて入ったので、同じ部屋に入った絵になっているかもと思った。

(A:姫が段取りで”逃げる・飛び込む”ことが起因でした。伝えたいことが伝わらなくなります。よく観察して、出のタイミングを探りましょう。)
・全体的に自分に精一杯で余裕がなくて、遊べなかったし役としても目的も果たせず、他の役の人とのやりとりもキャラを意識してできなかった。
・机の位置を変えると中年寄が真ん中で歌えるし、おもちゃの取り合いも前でしやすくなるというのがわかった。
・中年寄の歌の時、御小姓を無視して中年寄のほうに行ってしまった。
・姫の”つまんない時のため息”が、息を吸うのが小さくてちゃんと見せられなかった。
・中年寄の歌の時に、取り合いが1回しかできなかった。
・おもちゃを取り合う時に後ろに行かないように気をつけた。前でおもちゃを取り合うほうが、ごちゃごちゃしなくて動きやすかった。
・姫役で「行きたくない」と中年寄にやっていて御年寄が近くに来た時、「やばい」という感じでドキッとした。御年寄の圧で立ちやすかった。

(A:これはお年寄りが近より過ぎたことによる圧です。パーソナルスペースレベルで近づくのは舞台ではNG。お年寄りの目的とエネルギー不足。)
・立った時に「わかったわかった」みたいな感じで何回も頷いてしまったから、動きがしつこくて逆にどういう頷きなのかわかりにくかったかなと思う。
・姫役で走っていく時に、少し出るのが早かったかなと思った。
(A:周りの空気をよく読みましょう。自分ひとりの段取りで動いてはいけない。)
・歌の時に、他の人がまだちゃんとはけてないのに出てしまった。今出るのはダメだと思っていたけど、歌が始まってしまうという焦りもあって出てしまった。
・素の自分で動いてしまい、すごく悔しい。
・歌の時に、前回より動くことができたし、前回よりも声が出て安定して歌えた。
・Bさんが中年寄の時、呼吸を使ってセリフを言っていたのがわかった。呼吸を使っていなかった時より声が出ていたし、気持ちも伝わってきた。
・Bさんが中年寄の時、座っていないDさんを座らせていたり、机の片付けを指示していたりしてステイタスが見えた。
・気をつけていたけど、少しお客さんの方にお尻を向けてしまった。
・前回より大きい声でセリフを言えたと思う。
・スローモーションは練習して前より上手くできた。
・初めて通してやってみて、練習よりお話しの世界に行けたような気がして、楽しかった。
・まちがえても良いから、思ったとおりにやることができたと思う。
・Cさんが中年寄で歌っていた時、姫をチラチラ見ていたから、説得力があまりなかった。
・Cさんが姫を見つけて呼びにきた時、袖でこっちこっちと手を動かしていてお客さんに見えなかったと思うから、舞台でやったほうがいいと思った。
・机を片付けるときに、しっかりした動機付けができていなかった。
・御年寄に「越前屋ですか!?」と聞く時に小声で言うだけじゃなくて、人がいないか確認しないと、見ている人に伝わらないなと思った。
・アドバイスを受けた後、顔を動かして人がいないか確認するようにしたけど、もっとわかりやすくやったほうがよかったかなと思った。
・姫を見つけて呼ぶ時に役関係なく必死になれた。
・セリフを発した時にそれが前のセリフと比べてテンションが落ちていないか確認ができるようになった。
・前のグループが練習と違う動きをしてごちゃごちゃになっているのを見て自分もこうなるのではないかと不安になってしまった。
・やっている途中は必死で気づけなかったが、空間を大きく使えていなかった。
・お年寄りの「姫様。」の声がきこえたとき、Aさんがきこえたけどまぁいいや、と無視したのがわかってすごくよかった。
・中年寄りの歌が、お姫様みたいにかわいらしくなってしまっていて、迫力がないと変な感じがすると思った

アンケートについて


アンケートには「できた」「意識できた」とチェックされているのですが、実際できていない方もいらっしゃいます。そういった方は、ご自身がもう「できるようになったと勘違い」されているようで、気づきメモからその体感に関するものの記載がなくなります。そういった方については、特別レッスンはもちろん個人レッスンでも取り上げ、まずは「できていないことがわかるように」訓練してまいりましょう。経験数も関係している為、とにかく特別レッスンで体感しましょう。


また、前回「よくわからなかった」とチェックした方が、また「よくわからなかった」にチェックされているにも関わらずず、それについての記載がない方もいらっしゃいます。「わからないこと」がわかった場合も、記載して下さい。


これはよくあるのですが、他の方がアドバイスを受け、できるようになったのを見て、自身もわかった「できる」気になってしまう方もおります。ひとつの引き出しとして勉強させていただき、いざというときに自身でも使えるように整理して受け取りましょう。オーディションではこの”使える引き出し”が命になりますよ。

自分ができたできないだけでなく、他の方の演技やアドバイスを受けての演技を観察し、気づきを得て下さいね。どちらかといえば、こちらのほうが大切です!



気付きアンケートについては動画を見る前の所感を書いて下さいね。また、書いて終わりではなく、当日の体感と実際の演技の差を、レッスンや練習で埋めていきましょう!

これらはすべて正しいということではありません。あくまでも皆さんの所感です。できるようになった方や長い方は「これは違うな」と感じることもあるでしょう。これは皆さんが通ってきた道です。ご自身も「違う」ことによくやく気づけるようになったと思います。他の方の所感を読み、ご自身の成長を実感して下さい。


「演じる=役になりきる」では自分自身がまだいるということ。だから恥ずかしさが抜けず、見苦しい自分を魅せたくない思いからお遊戯会になってしまう。周りも恥ずかしくなってしまう原因はここにあります。




今回は焼津教室ではなかった為、甘いもののお土産は無く、TDLのちいさなお土産をお持ち帰りいただきました^^


劇団四季「ライオンキング」合格した理由!



ライオンキングにヤングナラ役で出演中の小林令沙(小4)さんが、舞台未経験者であるのにもかかわらず合格した理由が[Yahoo記事]にありましたので、こちらに記載したいと思います。

『劇団四季子役指導藤井さん:
本人自身の中にパワーがありますので、役として存在していたかなと思います。令沙はその場で起きたことに対して「こうだよね」と気付いたり、相手に渡したりもできる子。令沙さんの魅力は、キュートな笑顔と歌唱力。そして何よりも評価されるのが、役を理解して入り込んで行く力だ。 本番でも物怖じすることなく、自分の力を発揮する。』



ただし、5歳からピアノとバレエは続けていたそうです。レッスン未経験ではありません。



この”合格した理由”を読むだけでも、お教室のオーディション対策レッスンは”現場直結”ということがわかりますね。台本を読みっこしているだけのお教室とは違います。



以前のオーディション対策レッスンの記事



今までのオーディション対策レッスンの記事が一覧になりました❗️

→→ 「以前のオーディション対策レッスンの記事」


オーディションを受ける方は必見❗️このレッスンを受けた方が続々と中央で活躍中❗️一緒に受けているメンバーも刺激を受けます❗️
セミプロ以上を目指す方や、お教室に入会希望の方も、ぜひご覧下さい。


レッスン内容の詳細が書かれていない❗️具体的に何をやっているの❓と思われるかもしれませんが、参加された方のみが合格やスキルアップできればいいので、こちらには記載いたしません!もちろん生徒さんのブログでも「肝」は記載していないと思います!内容はぜひレッスンでお試しください (^_^)