オーディション対策合同特別レッスンレポート【2025年6月】若草物語
この少人数オーディション対策レッスンから中央で活躍する方続出❗️
2024.10.27ミュージカル「アニー」モリー役合格❗️気づかないうちに染み込んだ技術が合格へと導きます❗️
プロを目指さなくても、スキルアップや技術維持、引き出しを増やす方も❗️
今回の演技メインレッスンは、引き続きよく舞台化される児童文学作品に取り組んでいただきました!
先月から取り組んでいただいた作品も今回が最終。初参加の生徒さんも、皆のエネルギーに感化され、食らいついて頑張っておりましたね。ほどよい緊張感の中、皆真剣に試しあえた濃厚な時間でした!

7月8月と本番のある小学生も頑張りました!背中で記念撮影させていただきました。
📍ミュージカル「アニー」地方公演に出演する生徒さん
📍滋賀県で朗読コンテスト本選に出場する生徒さん
📍名古屋のミュージカル「search」に出演する生徒さん
📍静岡こどもミュージカルに出演の生徒さん
みんな、最高の夏にしようね🌟
ページの最後に、後期レッスンについても記述しています。最後まで読んでね!
お芝居のお稽古に参加する際の心得
①現場での心構え
舞台やレッスンの現場では、監督や演出家の指示が最優先です。自宅で準備してきたアイデアがあっても、それが採用されないことはよくあります(案がひとつしかない、考察が浅いなどの理由で)。その際に、自分の考えに固執したり、反発する態度をとったり、落ち込んでしまうのはプロの役者としてふさわしくありません。指示を受けたら「はい!」と気持ちよく返事をし、即座に対応していきましょう。
②見学や待機時間の過ごし方
本番やレッスンでは、出番以外の待機時間や見学時間が長くなることもあります。しかし、舞台づくりはチームで行うもの。他の人の演技やアドバイスを観察することも、学びの一部です。練習生であれば、なおさら「自分に言われたこと」として受け止める姿勢が大切です。注意点や修正点をすぐに自分の演技に取り入れられるよう、集中して見学し、メモを取りながら学びましょう。
③ミスをした時は
演技中に間違えて止めてしまった場合は、「申し訳ありません、もう一度やらせてください」と、すぐに申し出ましょう。その場合は、次のスタートの指示を待つこと。勝手にやり直して演じ始めてはいけません。
このレッスンを受けると?
このレッスンでは「セリフの読みっこをしてアドバイスをもらう」や「台本を持ったままなんとなく演劇っぽいことをする」「みんなで楽しく歌う」ような、生ぬるいレッスンは行いません。プロとして活躍するために絶対に避けては通れない基礎技術を、徹底的に鍛え上げたい方向けの訓練の場にしたいと考えています。
舞台経験がある方もそうでない方も、プロの現場で求められるレベルに到達するために、一般的なスクールとは全く異なる視点と方法でトレーニングを行います。オーディションは受けないけれど、表現力を磨いて自身の活動、演奏やダンスに活かしたいという方もご参加いただいております。
①今までの経験が覆(くつがえ)る!圧倒的な気づきが得られる!
「こんな練習初めて!」「別のスクールでやったことあったけど、こんな意味があったなんて!」「言われた通りに動いていただけだった…」「市民ミュージカルと全然違う」「これ、他の活動にも応用できそう!」「こっちのレッスンのほうがいい」
経験の有無に関わらず、レッスンを受けるたびに、きっとたくさんの「!」に出会えるはずです。「お芝居では役になりきればいい」「かっこいい自分をみてもらいたい」のように、表面的で曖昧な演技のままでは、お遊戯会的演技から脱出できません。お芝居は動機と根拠で成り立っています。このレッスンを通して、”お仕事”として通用する本物のお芝居を学んでいただきます。
受講者の感想を以下に毎回シェアさせていただいております。次回へのヒントも多いため、受講者は必ずご一読ください。
②このレッスンでは失敗は恐れず思い切って!
ここでは、頭をフル回転させ、考察してきたことを積極的に試していただく場です。完璧にできなくてもうまくいかなくても大丈夫。現場同様課題や考察を持ち込むことが大切なのです。”ただ参加する”ような受け身では上達もしませんし合格できません。オーディションや本番で最高のパフォーマンスを発揮するために、ここでたくさん失敗し、本物の感覚を正しく体験体感していただきたいと思っています。
③継続参加で結果が出る!
このレッスンは、継続して参加すること(特に5回目以降)で、その効果を深く実感できるでしょう。突然オーディションに通過するようになったり合格される方も!他のスクールに通われていた方は、内容やスピードに驚くかもしれません。未経験の方にはゼロから確かな技術を、経験者の方には間違った知識や固定観念の修正を徹底的に行います。
④オーディション対策という名の、本質的な表現力アップレッスン!
「オーディション対策」と銘打ってはいますが、その本質は俳優・声優志望の方だけでなく、あらゆるアーティストの表現力を底上げするための場として設けました。
「歌詞が棒読みになってしまう…」「セリフに気持ちを込めてしまう…」「お遊戯会のような演技から脱出したい…」「声に豊かな表情をつけたい…」「間の演技を学びたい…」「とにかく表現力をあげたい…」
そんな悩みを抱えている方にとって、このレッスンはまさに最強のスキルアップの場となるでしょう。
このオーディション対策レッスンでは何を学べるのか?
①基礎技術の徹底的な訓練と意識改革
「役っぽく演じればいい」「言われた通りに動けばいい」という根拠のない表面的で安易な発想から脱却し、プロの現場で求められる本質的な表現力を磨き、”よくある演劇のイメージ”からの意識改革を促します。
②オーディションで求められる核心的な能力の向上
オーディションの審査で重要な鍵となる以下の能力を、実践的なトレーニングを通して集中的に鍛えます。
「瞬発力、想像力、創造力、応用力、協調性、考察力、観察力、洞察力、実行力、喜怒哀楽の感情の幅、台本読解力」
これらの能力は、主にシアターゲームやエチュードを通して磨くことが可能です。近年増加しているワークショップオーディションにも対応できるよう、ゲーム形式課題への適応力も養います。実際に受講生からは「オーディションで同じワークが出題された!」「意図がわかった」「安心して取り組めた」という声や合格報告が多数寄せられています。毎回の「脳トレ・身体反射トレーニング」で、自身の感覚を常に確認し、意図した通りの表現を確実に実現できることを目指します。
③エチュードを通して得られる的確な役作り法とスタニスラフスキーシステムによる台本読解
オーディション会場で初めて台本を手にした際の初期対応、現場の台本を顔合わせまでにどのように読み込むか、歌稽古までにどこまで歌えるようにすべきか、など、プロの現場で必須となる事前準備や、現場の演出家、監督、審査員の意向(指示)を的確に捉え即座に対応できる柔軟性と主体性を学びます。
④短期間で創造する力を養う
実際の舞台や映像の現場では、合格してから本番までわずか2ヶ月ほどというスケジュールが一般的です。1シーンのお稽古は1回で、次は通し稽古、という場合もあります。市民劇やこどもミュージカルしか経験のない方は不安にもなるでしょう。
たとえば今回の『アニー』も、3月に本稽古が始まり、4月中旬には本公演がスタートしていました。このように、現場では非常にスピーディーに進行します。
そのため、オーディション対策特別レッスンでは現場に対応できる力を養うべく、限られた期間の中で台本を覚え、創造するという訓練を行います。台本エチュード(ステージング)では、実際の現場と同じように参加者それぞれがアイデアを出し合い、2次元の文字を立体的な表現へと変えていく作業に取り組んでいただいています。
俳優の仕事とは、演出家や監督の指示から意図を正確に読み取り、それに同期や理由づけをして表現すること。この本質的な力を身につけるために、さまざまなテーマのエチュードに取り組んでいただいております。
⑤音感トレーニング:ハモりレッスンの導入
音感を鍛えるための「ハモり」レッスンも積極的に行います。ハモり耳を養うことで、音感の大幅な向上、音痴の改善、ソロボーカリストの音程の安定に繋がります。ミュージカルオーディションでのハモりの評価はもちろん、CMや映画のオーディション、事務所における歌唱力のアピール、バンド活動への適応など、多岐にわたる可能性を広げます。
入会案内
現在の空き状況・入会の条件等は →→ 「こちらから」
※個人レッスンのため、会場やお時間等ご希望に添えない場合もございます。まずは、お問い合わせ下さい。
※未成年者ご本人からのお申し込みはできません。
※GmailとDocomoアドレス不可。こちらからのメールが届きません。ご注意下さい。
”アニー”や”冒険者たち”を受ける為にこのレッスンは必要なの?
実際のアニー合格発表時に、演出家が合格した子や最終まで残っていた方々に話した内容です。
「アニー」2025ではお教室の生徒さんがモリー役に合格をいただきましたが、今回も演出家から「講評としては、毎年そうなんですが、みんなのやってくれる歌とかお芝居が、ちょっとお行儀が良いのよね。孤児たちの話なのに、年々お行儀が良くて、しっかり教育を受けた学校の優等生みたいに見える子が少なくない。『アニー』にはそういうキャラクターは出てこない。グレースをやるなら、そこを狙ってほしいけれど、(孤児なら)もう少しバイタリティ、生命力、したたかさ、ずる賢さ、そういうところがもっともっと出てくると、もっともっと楽しいオーディションになると思って、みんなの耳に入れます。拡散してくださいね」
ーーー
拡散してください=お教室の先生方ココがポイントですよ!と仰っています。もう、毎年毎年こういう方が欲しいんです!合格できるのです!と仰られているのですよね。
アニーに限らず、すべてのお芝居に通じると思います。
お教室のこの特別レッスンでは、キッズ・ジュニア・大人にかかわらず、これに応えられるような基礎を応用を、徹底的にしつこくご体感いただいております!だから特別レッスンに参加されると、役の豊かな表現と”熱量異常”にもまれ、演出家やステージングさん、監督さんに「おっ!いいね!」と言われるようになるのです!
生徒さんが合格した2019年の発表時の演出家からの演技方針がこちら→「アニーっていう子には、明るかったり、人の気持ちが分かるというところはもちろんあると思うんですけど、ずる賢いとか、抜け目がないだとか、したたかだとか、物怖じしないとかっていう、そういう部分もきっとあると思うんですよね。あなたたちの中にある、そういう普段は隠してるところを思い出してくれると嬉しいです」。
2021年はこちら→「毎年そうだが、たくさんの魅力的な子どもたちがいて、本当に甲乙つけがたい。歌・踊り・芝居ができればいいのではなく、審査員それぞれ専門の立場から、いろんな角度で、『本当に魅力的か』をチェックしていく。一人ひとりに個性や言葉にしづらい魅力がある中で、さらに素敵な輝きが他の審査員にも伝わったのがこの2人だった」「例年のオーディションは時間との闘いです。良いところと弱点を、瞬時に見抜いて前後と比較します。ですが、映像だと時間に追われずに審査できて、気になった子をもう一度見られる。そのストックをもって昨日と今日の対面審査をしたが、悪くなかった。」
また、振り付け師うらん先生のオーディション内WSでも、アニーや孤児役に必要な心の葛藤を身体表現や歌に反映できるか、指示されたことに対して機敏に的確に表現できるか、という課題を出されております。うらん先生は演劇的ダンスを目指されているようです。
2019年アニー役を射止めた岡菜々子さんは、「週5のダンスレッスンを減らし、歌と演技に絞って練習した。最終審査まで行ったのも初めて。アニー役に受かったので心臓が飛び出しそう。元気よく笑えて、明るく、勇気を与えられるアニーになりたい。曲も覚えて帰ってもらえるように精いっぱい歌いたい。」抜群の歌唱力と評価されておりました。
これらの求められるスキルをベースとし、レッスン内容を毎回練り上げています。だからこそ、合格に近づくのです。
シアターゲーム(※詳細は「シアターゲーム」ページ参照)をはじめ、演技に必要な基礎技術が毎回のレッスンにしっかりと組み込まれています。台本の読解や役作りも、実際の演技理論を用いて深く掘り下げていくため、大河ドラマや映画など映像分野を目指す方にも大いに役立ちます。実際、映画主演に抜擢された生徒もいます。
将来的に役者として本気でこの世界を目指すのであれば、基礎の習得は避けて通れません。どこかのタイミングで必ず必要になります。もしキッズの段階でこれらの基礎を身につけていれば、審査員や監督、演出家が「おっ!」と気づくでしょう。
このレッスンは「体感型」。しっかり取り組み、気づきや感想、アンケート、さらには録画を使っての徹底的な復習を重ねることで、技術としてしっかり身についていきます。一緒に受講していた仲間が、突然「合格!」ということもあるでしょう。
ただし、演技経験が浅い方は、得た感覚がすぐに薄れてしまいます。だからこそ「維持」が大切です。お教室では月1回のレッスン参加を推奨しています。6回目あたりから、結果として目に見えて現れてくるはずです。実際、今回のミュージカル「アニー」モリー役合格も、1年弱で合格を射止めました。プロの俳優であっても、演技力維持のために定期的にワークショップに参加しています。少し手応えを感じても、油断せず地道に続けていきましょう。とにかく、維持すること。それが何よりも大切です。
ほぐし・発声
準備ができたら周りを気にせず、自分のペースでしっかりと体をほぐしていきましょう。皆に合わせるだけの惰性的な時間にしてしまっては、せっかくの時間が無駄になってしまいます。特に大人の方は、キッズに引っ張られて喉声にならないよう注意し、お腹から響く太い声を意識してください。
ウォーミングアップは、通常のレッスン時と同様に、短時間で体と声を最高の状態に引き上げるための大切な準備です。最近、自己流でただ体を動かしているだけの方が見受けられますが、表現には全身を使います。メソッドに基づいたストレッチで、隅々まで丁寧にほぐし、最高のパフォーマンスを発揮できる状態に整えましょう。
シアターゲームで脳トレ!
ストレッチのあとには、プロの現場でも実践されている「シアターゲーム」や「コミュニケーションゲーム」を必ず取り入れています。
これらは、最近主流のワークショップオーディションのみならず、NHK大河ドラマや、映画『#真相をお話しします』の撮影現場などでも使用されるなど、今ではレッスン必須のワークとなりました。
「課題のキモは何か」「どこを見られているのか」「審査員の狙いは何か」も丁寧に解説しながら進めていきます。現場で同じような形式のオーディションに出会ったとき、安心して自分らしさを発揮できるようになります。
この時間は、俳優や表現者に欠かせない「コミュニケーション力」「瞬発力」「考察力」「創造力」「想像力」「観察力」「応用力」「思考力」「洞察力」「協調性」など、多角的な力を養うトレーニングを行っています。さらに「五感」や「第六感のアンテナ」といった感覚も磨かれ、その後行われるステージング(台本エチュード)に必要な、脳と身体の神経をしっかりとつなぐ貴重な時間になります。近年注目されている「非認知能力」の育成にも、大きな効果が期待でると考えます。
また、それぞれのワークが次の課題へとつながるように組み立てているため、スムーズに意識や理解が深まるようになっています。
今回は、ステージサイズの空間把握をしながら、この後のエチュードで使われる「瞬発力」「後ろの目」「空間意識」を鍛える訓練を行いました。3つの空間をお互いに感じ合いながら埋められたでしょうか?また、動体視力・瞬発力を鍛える脳トレも行いました!どちらも舞台の現場やオーディションで出される課題です。アイスブレイクのように扱われる場合もありますが、行う意図をしっかり理解して取り組めるといいですね。


ハモリ耳を鍛える訓練
今回も未経験の方が参加されたので「役者の仕事とは・セリフとは・演技とは、役作りとは、役の心情からのセリフの成立のさせ方」について、小学生にもわかるよう丁寧になぞりながら進めた為、音階発声や歌はお休みとなりました。7月からは本格的にミュージカルレッスンが始まります。メインは歌(ミュージカルナンバーは演技力必須)です。歌唱表現力をアップさせましょう!お楽しみに!
台本エチュード・ステージング
今回も先月に引き続き、有名な児童文学を題材にしたシーンスタディ(台本エチュード)に挑戦しました!
初心者の方も多かったため、「そのセリフはなぜ言うことになったのか」「そのセリフを通して何を伝えたいのか」「その行動はなぜ起きたのか」など、台本読解と役作り(設定)について、小学生にもわかるよう丁寧に紐解きながら進めていきました。これは、台本をもらったら自宅でまず取り組むべき“解読作業”のひとつです。継続参加の方にとっても、改めて確認する良い機会になったようです。
「上手だったのに、なぜノーツ(ダメ出し)があったの?」と驚かれた方もいたかもしれません。まだ「何をすべきか」がわからないのでそう感じたかもしれません。継続参加している方々の中には、アドバイスに対してすぐに切り替えができ、演技がどんどん変わっていく様子を見せてくれた方もいて、その適応力にさらに驚いたのではないでしょうか。
レッスンでは動画での振り返りも行いますが、経験が浅いうちはアドバイスの意味がまだうまくつかめないこともあります。だからこそ、少しずつ言葉や基礎を知り、学んでいきましょう。アンケートでは、まだできていない段階でも「全部上手にできた」と感じてしまう方も多いですが、気づけるようになれば、必ずできるようになります。「ノーツがない=できている」ではなく、「アドバイスを受ける段階にまだ達していない」ということもあるのです。できていない方にすべてを合わせることはできませんので、ここでたくさんの経験を積み「役者は何をすべきか」を学んでいってください。
一方で、これまで「全部上手にできた」と書いていた子たちが、今回は自分の演技をより客観的に振り返り、課題や手応えを自分の言葉で捉えられるようになっていました。他の人の演技をしっかりと観て、感じたことを具体的な言葉で伝えられるようにもなっています。終了後の個別レッスンでの振り返りの中でも、そうした成長の姿が見られたことが本当に嬉しかったです。
継続参加者も「できている・できていない」がとてもよくわかる回となり、お互いにとって学びの多い時間になりましたね!

前回のレポートで「次回は、他の人が持ち込んだキャラを観察しながら、自分の役とかぶらないよう、もっと“濃い”キャラクターにしていきましょう。設定ギリギリ”癖強キャラ”で攻めてくださいね!」とレポートに記載したのですが、どうでしょうか?意識できたでしょうか?今回もあやふやになってしまった方も見受けられました。
キャラクターって何でしょうね?設定を基準に、どんな声室?話すスピードは?声量は?声のアタックは?癖は?どんなことが得意?をまず考えてみましょう。もちろん”なんとなくそう思った”ではダメですよ。根拠(なぜそう思ったか)が必要です。
カレーで言えば、誰が肉で、誰がにんじんで、誰が玉ねぎで、誰がじゃがいもか。カレー皿では「私はにんじんです!」と主張してきますよね。そのぐらい誰が見てもにんじんで居ていただきたいと思います。「ピーマンかししとうか」わからないようなものはダメですよ。いくら濃いキャラといっても、設定を無視した、マジックやペットボトルにならないよう注意。それではカレーはできません。
次回はミュージカルレッスンになります。今回学んだセリフの裏の気持ちや動機、自分の役の心情曲線を、歌(歌っていない時)にも反映させていきましょう。
お芝居は、セッションであり、ぶつかり稽古です!この特別レッスンも同じ。レポートや皆さんの感想などからも考察して、自身の考えや試したい事を持ち込んでくださいね。何も準備もせずただ参加するだけ、では役として生きられるようにはなりません。お芝居はクリエイティブ作業!と思ってご参加ください。これはキッズさんでも同じです。お教室では現場と同じく子役さんでもひとりの大人(役者)として接しています。
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「役になりきる」のではなく、「役としてこの世界で生きる」のが目標です。早くセリフ(文字)依存や段取り依存から抜け出しましょう。誰の言動(きっかけ)を受けるわけでもなく、自分が安心する自宅練習でのテンポのまま毎回セリフを言ったり、同じ動きを惰性でなぞっているだけでは、上達はできませんよ。
役者はマルチタスク必須です。脳と心と体を研ぎ澄ませ、しっかり対応できるよう万全な態勢で臨んでください。マルチタスクの苦手な方は「対戦ゲーム」がおすすめです。
未入会だけど・・・参加したくなった!
オーディション対策レッスンは、月に1回、月末あたりの週末に開催しています。対象は小学1年生〜30代まで。
このレッスンでは、参加者全員にすべてのワークに取り組んでいただき、個別に丁寧なアドバイスを行ったうえで、何度も繰り返し確認(小返し)をします。そのため、定員は3名から8名までの少人数制。参加者が多い場合には、時間を分けて対応しています。
グループレッスンでよくある「アドバイスをもらって終わり」という状態では、本当の意味で身につきません。アドバイスをもらった内容を自分のものにするには、繰り返し実践することが必要です。しかし、多くのスクールや事務所のレッスンでは、時間や人数の関係でこれが難しく、表面的な知識だけが残ってしまうこともあります。
ここでは、「本当にここまでやってくれるの?」というほど現場に直結した実践型のオーディション対策を行っています。読んでいて「ちょっと参加してみたい」と思われた方もご安心ください。普段のレッスンに通っていない方でも、「単発レッスン生」としてご参加いただけます。詳細は→「単発レッスン」ページをご確認ください。
なお、このレッスンには課題があるため、エントリーには締切があります。また、内容も高度なため、事前に必要な準備レッスンを受けていない方はご参加いただけません。
「難しそうでついていけるか不安…」という声もありますが、実際のオーディション現場はもっと厳しいもの。だからこそ、今のうちにその環境に慣れておくことがとても大切なのです。

受講生の感想とアンケート
アンケート(気づき・感想)は、レッスン後に振り返りを行い、自分の中での学びや課題を整理するための大切な時間です。「できた」「できなかった」「よくわからなかった」など、今の段階での気づきを言葉にすることが上達の過程でとても重要になります。毎回、多くの気づきを丁寧に書き留めている方もいらっしゃいます。
技術的にまだ準備が整っていない方に対しては、合同レッスン中に細かな修正アドバイス(ノーツ)を加えることはほとんどしていません。というのも、アドバイスを受け取るための知識や準備が整っていない段階では、言葉だけが空回りしてしまうからです(ただのダメに聞こえる場合も)。しばらくはその方のペースを見守り、繰り返し特別レッスンを受けていただく中で、体感として理解できるようになってきたと思われるタイミングで、本格的な指導が始まります。
アンケートを書くのが面倒に感じられることもあるかもしれませんが、自分が何に気づき、何にまだ気づけていないのかを共有していただくことで、今後の課題がより明確になり、個人レッスンでの振り返りも一層深まり、スキルアップにつながります。
なお、レッスンの「ねらい」や「核心」部分の気づきについてはこちらには記載していません。中には素晴らしい洞察を得ている方もいますが、その内容は実際にレッスンを受けて体験していただくのが一番です。他にはない、現場に直結した超実践的な内容を、ぜひご自身で体感してみてください。

◉気づき・感想・アンケートの書き方
レッスン後の、気づき・感想・アンケートは「所感と現実の差を埋める」ための大事な作業です。できるだけ早く、まだドキドキが残っているうちに以下の5つを意識して書いてみてください。
① ワークの中で、自分はどんなことを感じた?どう思った?
② 「できた!」と思った? それとも「うまくできなかったな…」と思った?
③ 他の人のパフォーマンスやダメ出しを見て、どんな気づきがあった?
④ これから自分はどうしていきたい?
⑤ 後日動画を見て、自分の感覚とどう違っていた?(もし見れない場合は、ノートに今の時点での気づきをメモしておこう!)
また、レッスンで学んだ技術的なことは、ご自身のノートにも残しておくと後で役立ちます。
もし2時間のレッスンで気づけたことがほんの数行しかなかったら、観察力がまだ弱いか、もっと試したい!という気持ち、事前準備(これを試したい)が足りないかもしれません。
また、現段階では「何ができてて」「何ができてないか」がまだピンとこない人もいると思います。5回くらい参加していく中で、少しずつ見えてくるはずなので、それまで他の人のアンケートからもイメージを広げておいてくださいね。
なお、ここは「批評」や「観劇の感想」を書く場ではありません!(作品として成立していたときは別です)大事なのは「自分はどうできたか・できなかったか」「考察を試した結果どうだったか」「他の人は何を持ち込んでどうだったか?」その“気づき”を残すことです。
振り返りは時間もかかるので、ちょっと面倒に感じるかもしれません。が、WSなどは受けただけでは変わることはできません。この見直し作業こそが力になります!「できなかったこと」「気づけなかったこと」は、個人レッスンで一緒に深めていきましょう。この地道な積み重ねが、確実にスキルアップ・視野アップにつながっていきますよ。
→発声・送受信
・リズムよく言うのが難しかった
・ロールケーキ(息を飛ばす)ができなかった。口を大きく開けて言えるようにしたい
・リズムよく大きな声で言えた
・Dさんがよかった。前に息が飛んでいた
・やはりまだ時々姿勢が崩れてしまうことがあります。そして私はそれをなくすために体を鍛えたいしていきたいと思います
・言葉を間違えてしまってしまったのまで次までに完璧にしたいです
・表情を動かし体操をすることをしっかり意識していきたいと思います
ーーー
・他の子は、自分より大きな声やはっきりした演技でしたが、自分は苦手なので家で五十音をたくさん練習します
・非常に久しぶりの参加でしたが、送受信はなぜか以前よりやりやすい感じがしました
(A:皆送信だけでなく受け取りも上手になっています)
・Aさんが、”受け取り”のときこちら側も嬉しくなるような笑顔と全力で受け取っていてすごく素敵でした。反面、送信の時は受信よりすこし恥ずかしそうなのが不思議に思いました
・Bさんの表情がとても楽しそうで、ワクワクするとてもいいものを相手に渡しているのがわかった。見ているこちらもワクワクした。
・Aさんの受け取りがすごかった。「くれるの?ありがとう!」という台詞が聞こえてきた。表情もしっかり使って台詞のない部分でも相手と会話ができていた
・初参加のCさんが回数を重ねるごとに、相手にあげるものを具体的に考えることで想いが飛んでいたのがわかった。言われたことを吸収する力がすごい!
・あげた時に「ありがとう」と言ってもらえた感じがした
・相手に渡したいものを考えてから伝えたので、相手に意味が伝わったと思う
・Aさんと一緒にやったときが1番伝わったと思う。お互い目と目が合っていた
・Dさんと誰かがアイコンタクトが取れていて、渡したいものが私にも想像できて、すごいと思った
・Aさんは、Eさんが受けたら必ず受け取ったと反応しているのが分かりやすかった
・BさんとCさんの声が落ちずに相手に届いていたのが凄かった
・渡す物の何が良くてあげるのか、裏の台詞がないからただ名前を呼んだだけに聞こえてしまった
・ありがとう・これあげる・・・など、自分ではとてもよくできたと思いました
→シアターゲーム
①
・人数が多いとすごく楽で、人数が減っていけばいくほど難しくなるなと思いました
・左右が混ざってしまって難しい
・2巡目の三回目で間違えて抜けてしまったので今度からはちゃんと集中してやってみたい思います
・久しぶりの感覚を思い出せた気がした
・左右を身体で覚えてしまえばあとは周りの動き見るだけで余裕があった
・頭を使わなければならず、難しかった。気を抜くとぬかされてしまう
・すぐに考えて行動することができなかった。周りをしっかりみて行いたい
・Eさんが上手だった。周りを見ていたと思う
・自分は言われたことに即座に対応することができなかったが、Gさん、Bさん、Eさんさんは頭をフル回転させながら行えていた
・自分は瞬発力が足りないことに気がついた
②
・下ばかり使ってしまったので今度からはちゃんと上の方の方も使いたいと思います
・人数もかなりいたので動ける場所を探すのが大変だった
・Fさん、Cさん、Bさんが下を使う事が多くて何度も被っていた
・ストップモーションなのに、反応が遅れていると感じた
・相手との距離を見たり、あと何歩で番号まで行くのかを気をつけた
・大人が全員抜けると距離があり、大変だということがわかった
・2人のときは、上下で分かれるのが難しかった
・目を見たり、相手がどう動くのかをよく観察したり、想像してうごきたい(〇〇さんは下が好きなので、自分は上にしようなど)
・キッズたちだけでやる時に、みんなが他の人の動きを予想して被らないよう違う動きをしようとしていてちゃんと考えながら体を動かそうとしていてすごかった
・空間を使う、というのは距離感を保つだけでなく、主役ではない時(目立ってはいけない時)はみんなと離れていてはいけない。逆に主張したい時(その場面で注目を浴びなくてはいけない時)はスペースを見つけて前に出てこなくてはいけない。等、役や場面によって空間の使い方を分けていく必要があるのだな、ということを改めて実感した
・自分の思うようにやる!と言うことと、周りを見て周りを感知してやる。の両立が非常に難しかったです前者を考えると周りを感知することができず、周りを感知しようとすると、自分が何をやろうとしてるのかがなくなってしまった
・地に転がる時と上に伸びる時、いつも同じポーズだったような気がする。バリエーションが全然ないと思った
→エチュード
”自分”ができたか、できなかったか、の気づきだけでなく、他の人のいい演技や自分では思いつけなかった面白いアイデアを持ってきていることにも気づいていこう!
・自分は演技で自分を見せるようにしました
(A:”自分そのもの”ではないので、役を演じられるようにがんばりましょう)
・他の人のパフォーマンスやダメ出しをみて、自分より上手いがダメ出しをされているので、上手いこのダメ出しと、自分のダメ出しを一緒に取り入れていきたい
・Aさんがゆっくり丁寧に伝えようとしてるのが分かった。
(A:キャラクターを間違えていましたね)
・Cさんの引っ張るエネルギーは強かったけど、その後台詞にエネルギーが落ちてしまっていた
・Fさんの表情や次の人の台詞を言いやすくするような匂わせをしてくれたのが良かった
・お姉さんの腕組みを、気づいて真似してくれたのが良かった。
(A:台本に動きが書いてありました。他の役の指示もしっかり捉えよう)
・Aさんの、前の台詞から反応して大きく呼吸してるのが分かりその後の台詞も伝わった
・人が多くなると被りやすくなったり動きずらくなるからもっと周りを見るようにしたい
・Eさんは、台詞もゆっくりでお姉さんな感じがしていて良かった
・聞いて欲しい時にEさんは目を合わせてくれて、お姉さんみたいだった
・お姉さんキャラの動きが分からず反応がおどおどしてしまった
・大事な台詞はゆっくり言う(段取り)で、もっと何を伝えようとしてるのかわかろうとしていなかった
・気持ちと声が合ってないからただ爆音になっていた
・方向性(キャラクター)を間違えてしまったので今度からはちゃんと間違えないようにしたいと思います
・自分の役は真似をしています。それが明らかになるのは割と早いです。まず役の紹介の時に答えが書いてあります。今度からはちゃんと役を理解してやりたいと思います
・声の大きさがまだまだ小さくなってしまったので、ロールケーキで言いたいと思いました
・Aさんの最初のシーンで、よく息を吸っていたところがよかった。前にセリフがとんでいて、びっくりが伝わってきた
(A:呼吸を見せることで自分にも気持ちが入り、お客様にも伝わりやすくなりますね)
・棒読みをすると、心の中にある思いがわかりずらい。気持ちが伝わらない
・気持ちを考えて大きな声でセリフを言った
・声を前に出すことを研究したい
・間の取り方が難しかった
・行動と心のセリフで役を作るのが難しかった
・私は自分のセリフに心のセリフをしっかりと入れることができなかった
・丁寧にセリフを覚えてきたつもりだったが、語尾や言い回しが間違っていたかもしれないと後で不安になった
・勝手に補足せず質問すべきだったと感じた
・Gさんの長女はとても明るく、演劇全体が重く感じなかった。自分のメグがシリアスになってしまっていたことを反省した。ただ、軽快すぎて、バランスによってはキャラクターのメリハリが薄くなる可能性も感じたが、Dさんが悲壮的だったので相性がよかったと思う
・相手のキャラクターのテンションに合わせて、対比するように演技を調節できるとより良いと感じた
・Fさんが活き活きとしていてキュートで素晴らしかった。
・自分がシリアスだったので、途中から少し明るく意識してみたが、それでも指摘が入ったため、自分が思うよりもっと明るくした方が良さそうだと感じた
・他の人の反応を丁寧に受けてセリフを言おうとすると、しっかり入っていないセリフは出てきづらくなると実感した
・最初の乱入してくるシーンでは、今までにない心臓のドキドキを感じ、自然におろおろした気持ちになった
・靴が気になり、落ち着いてほしいという気持ちと靴を脱いでほしい気持ちで非常に緊張した。
・あの瞬間のドキドキが演劇の醍醐味かもしれないと思ったが、その後は同じ感情を再現できなかった
(A:毎回新鮮に感じられるようになると役として生きられます)
・Aさんが「夢を忘れた人よ」のセリフで意地悪さをしっかり出していてとてもよかった
・最初は次女を諭す意識で読んでいたが、Aさんの演技を受けて共感と諭しの気持ちに変わった。現場で初めて気づけた変化だった
・4女が「夢って…」と言った時、Gさんの長女が「この子何言ってるの?」という表情をしたのが面白く、自然に笑うことができた
・一緒に演じたCさんが、しっかり者の空気をしっかり出していて、居場所を説明する場面などでしっかり者の性格がよく伝わって素敵だった
・自分の役に集中してしまい、姉妹としての関係を見せることができなかった
・姉を呼び止める時に、しっかりと感情を入れることができた
・レポートを読んで、自分のセリフの意図をくんで動くことを意識したけれどできなかった
(A:まず取り入れてみるという意識が大切なので、どんどん試していこう
・Gさんの次女役は、感情の移り変わりが出ていて、落ち込んでいる時から浮上するまでが流れとして表現されていた。
・そのキャラの感情の起伏を時系列ごとに考えて、何がきっかけで落ち込んだ?何がきっかけで浮上した?が見ている人にしっかり伝わるようにしていきたい。
・Aさんが4女役なのに3女寄りになっていて、役の解釈がきちんとできていないとどのキャラをやっているのかわからなくなってしまうのだな、と感じた。その役はどういう言葉遣いをするか?どのくらいのペースで話すのか?どんな所作なのか?その役を形作るものをしっかり考えていかないと濃いキャラクターは作れないのだと痛感した
質問5 誰かから心が動かされた、揺らいだ、ということはありましたか?
・次の人が言いやすくなるようにFさんが反応してくれたので心が動いた
・Cさんが引き止めに来てくれたエネルギーが強くて心が揺らぎました
質問7 自分たちの班は、設定通りのキャラクターになれるよう調整できましたか?できなかった人は理由を。
・自分の台詞を言うことだけしか気にすることができず、相手の台詞を受けたり、周りの反応を見たりすることができなかった。その結果、それぞれのキャラがバラバラになってしまった
・どこでその性格を出せるのか、出しやすいかを考えられていなかった
・台詞の裏の言葉が無かったから気持ちが乗らなかった
質問14. 前回のお芝居で学んだこと、レポートから何か試せましたか?
・キッズさんたちは半分が試せたと回答。毎回読んでかだいを作ってから参加するとうまくなります。
・前回は感情の変化を表現できず暗いまま終わってしまったため、今回は気分が浮上する瞬間を意識して取り組んだ。しかし周囲の励ましを受け取れず、今回も一人芝居のようになってしまった。今後は周囲の反応を受けて台詞に返すこと、また台詞がない場面でも感情を維持することを意識したい
質問15. 他の役との絡みの中で、相手のキャラクターを出せましたか?
・(出せていた人がいた)Fさんは、おませで上から目線な台詞にも憧れがにじみ出ており、とても愛らしかった。キャラ解釈が深く、Gさんとの関係性も姉妹らしい信頼感が出ていて素敵なシーンだった
質問17. 間を面白くする工夫ができましたか?
・すぐにセリフを言わないようにした。言われたことに反応していったら、相手も”あ、やばい”みたいな空気になった
→本日のMVP ! 一番すごかった人!
Aさん:息をしっかり吸ったところがよかった
Aさん:2女のいいところを感情を持って言っていたところ
Fさん:表情がコロコロ変わったり、意図を汲んだニュアンスがよかった
Fさん:「感想もたっぷり…」の表情やセリフに繋がるまでのやり取りが自然だった
Cさん:引き止めるところで「いかないで」が伝わった
Cさん:しっかり手を掴んで呼びとめていたので伝わった
→アンケートの意義と活用法 〜気づきが“できる”をつくる〜
アンケートでは「できた」「意識できた」とチェックされていても、実際には体現できていないケースも見受けられます。そのような場合、ご本人が「もうできるようになった」と勘違いしてしまっていることが多く、気づきメモからも体感に関する記述が消えていきます。こうした状態に陥っている方には、特別レッスンや個人レッスンで改めて取り上げ、「まだできていないことを自分で認識する」ための訓練を行っていきます。これは経験量とも深く関係していますので、特別レッスンを重ねて体感を積み上げていくことが大切です。
また、前回「よくわからなかった」と記入していた方が、今回も同じチェックをしているにもかかわらず、それに関する振り返りがない場合もあります。「何がわからなかったのか」「前回と何が違ったのか」など、たとえ不明点が残っていても、それを言語化すること自体が大きな成長の一歩です。ぜひ記載してください。
よくある例として、他の人がアドバイスを受けてできるようになったのを見て「自分もわかった気になる」パターンもあります。でも、それはまだ“自分の引き出し”にはなっていません。他の人から知識として学ぶことは大切ですが、それを自分の中に落とし込み、必要な場面で使えるようになってこそ、本当に“使える力”になります。オーディションではこの「引き出し」が命です。
また、体感だけを書いて終わるのではなく、見学を通して感じたこと、他の人の演技から学んだことも、積極的にメモに残してください。アドバイスからの変化も、自分の財産にしていく気持ちで残しましょう。
アンケートは、当日の所感を書くことが前提です。書いたら終わりではなく、自分の当日の感覚と実際の演技とのギャップを、動画を見ながら研究し、日々のレッスンで埋めていきましょう。
皆さんの感想は、すべてが「正解」というわけではありません。長く通っている方や、できるようになってきた方の中には、「これは違うな」と感じることもあるでしょう。でも、それも自分が通ってきた道。誰しもが通る段階です。他の人の所感を読むことで、自分自身の成長を感じてみてください。また、皆の感想にはヒントもたくさんあります。次回のためにしっかりメモを取りながら読んでみてください。
◉「役になりきる=演じる」と思っているうちは、自分自身が完全には消えておらず、その“自分”が心のどこかに残っているため、恥ずかしさや人の目を気にする感情が抜けきれません。その結果、表面的で“お遊戯会”のような演技になってしまいます。これでは、役としてリアルに生きることはできませんし、観ている人も気まずさや違和感を抱いてしまいます。本来伝えたいこととは真逆の結果になってしまうのです。プロの演技とは?役者の仕事とは?ぜひ、このレッスンで実際に体感してください。
2025年今後の特別レッスン課題
2025年後期レッスンについて
7月8月は、既存のミュージカルのシーンスタディを行います。作品名を聞いて「わぁ‼︎」と声を上げた生徒さんも!9月10月11月は、新しい台本でのミュージカルレッスンを検討しています。前期の経験を土台に、より高度な表現に挑戦していきましょう。初めて参加される方はここで基礎も学んでいきましょう。どうぞお楽しみに!
今年の最終は11月。11月までの日程と課題をお知らせに記載しましたので、生徒さんはご確認をお願いいたします。
以前のオーディション対策レッスンレポート一覧
今までのオーディション対策レッスンの記事が一覧になりました❗️
オーディションを受ける方は必見❗️このレッスンを受けた方が続々と中央で活躍中❗️一緒に受けているメンバーも刺激を受けます。セミプロ以上を目指す方や、お教室に入会希望の方も、ぜひご覧下さい。
レッスン内容の詳細が書かれていない?具体的に何をやっているの?と思われるかもしれませんが、参加された方のみが合格やスキルアップできればいいので、こちらには記載いたしません!もちろん生徒さんのブログでも「肝」は記載していないと思います!内容はぜひレッスンでお試しください (^_^)