前回のオーディション対策レッスン【8月】

2020年9月9日


オーディション対策特別レッスンが開催されました!




今回も、オーディションの雰囲気さながらに、緊張感ある濃厚な2時間となりました❗️





終了後すぐのレッスンでは、皆さんからいただいたフィードバックをもとに動画をみながらアドバイスをしております。




終了後のアンケートで、求められた課題が「できた」と回答されていても、「実際はできていない」方が多数だったりもします。この差を埋めるのがレッスンです。次回試して体感を確実にしてゆきましょう❗️


アドバイスをしても理解できないであろうと思う方には、当日のダメ出しはしない場合もあります(理解できていないというチェックのみでスルー)。意味や用語から解説していたら2時間があっという間に経ってしまい、他の方のレッスンができなくなるからです。





まずは、個人レッスンでしっかりと勉強をしてゆきましょう。もっと追いつきたい・技術が足りない、と思ったらレッスンを少し増やし「技術を入れる・自宅練習を確認してもらう」時間を増やして、誰よりも努力しましょう。全国で同じように目指している方も相当努力されていますし、既に売れている方でも忙しい中レッスンを受け努力されております。




さあ、コロナ過から少し動き出しております。最大手のオーディションに挑戦される生徒さんもおります。次回のオーディション対策レッスンが楽しみで、試したいことがたくさんある❗️と仰る方も❗️また、12月のライブに向け、皆気合が入ってきておりますね❗️スキルアップの大チャンス❗️練習を重ね実践❗️出演しないことには始まりません❗️相互作用で一気に波に乗って参りましょう♪





※保護者様のみがブログやホームページを閲覧し、ご本人がみていない、ということを伺っております。保護者様には言葉も含め、意味が全くわからない(レッスン内容の記載は伏せております)ことだと思いますので、確実にご本人が読めるようご協力をお願いいたします。


オーディション対策レッスンでは何を学ぶのか?


オーディションで審査の要となる、瞬発力・想像力・創造力・応用力・協調性・考察力・洞察力・実行力・欲するエネルギー・喜怒哀楽の感情の幅、を、シアターゲームやエチュードを通して鍛えます。




最近はワークショップオーディション(グループで受ける)も増えてまいりましたので、シアターゲームがそのまま出題されることもあります。「ねらいがわかることでどう表現すればいいかわかった」「経験したことがあるので少し余裕ができ思った通りのことができた」と実際生徒さんからも「出題された!」と連絡をいただいております。合格報告も!この「脳トレ・身体反射トレーニング」で毎回”感覚が維持できているか確認”していただきます。(言われた通り・思った通りの表現が確実にできているかは別問題です。)




また、役作りをはじめ、オーディション会場で台本をもらったら短時間でまず何をすべきか。
現場のドラマや舞台の台本をもらったら顔合わせまでに何をすべきか。プロが行う台本の読み方、役作りの仕方(考え方)を演劇論を用いて実際に体感していただき学びます。




その他、役作りについて演出や監督から質問があった場合どう答えたらよいか自身の考えてきたものを他の役者さんと短時間でどう摺り合わせればよいか、も併せて学びます。



また、音感を鍛えるために、「ハモり」レッスンも行います。ハモり耳を鍛えることで格段に音感があがり、音痴の場合は音痴解消になりますし、ソロボーカリストについては音程がさらによくなります



ミュージカルオーディションで勝ち残れば、ハモりができるか確実に審査されますし、CMや映画のオーディションでも歌唱力を求められる場合があります(過去に何度も有)。また事務所などで引き出しを増やす(商品価値を上げる)ためにとバンドのボーカリスト(楽器でハモり担当も)としての素質をみられる場合もあります。このような場合にも対応すべく、ハモり耳を鍛えることも毎回できる限り行っております。

このレッスンは、まさに、現場直結の内容だと思います。


ほぐし・発声


合同レッスン問わず、レッスン前には必ず”ほぐし””発声練習”を行います。すぐに声が出るためのカラダづくりの練習です。どこをほぐしているか、どこがどうなっているのかをイメージし、短時間で体をほぐしていただきます。



現在は、壁に向かって声を出さないトレーニングを中心に行っております。表情筋を鍛えるにはマストの練習。現場でも使えるトレーニングです。マスクをしたまま声を出すのは息苦しくとても大変ですが、換気をしつつ、稽古ができる良い状態にすぐ持っていけるようしっかりアップを行いました。


シアターゲームで脳トレ!


プロの舞台稽古前にも行われる「シアターゲーム」や「コミュニケーションゲーム」をストレッチ後に必ず行なっております。

NHKの大河オーディションでも、このシアターゲーム(ドッヂボール)が取り入れられていた、とTVで若手の女優さんがおっしゃっておりました。

このゲームでは何をみられているのか、審査員の目的も解説しながら行いますので、いざ同じようなワーク(ワークショップ形式のオーディション)が与えられたときに、とても安心でき、自分をしっかり発揮できると思いますよ。


毎回違うワークを行うので皆とっても真剣に取り組んで下さいます!




このワークは、お芝居に必須のコミュニケーション能力や瞬時の判断力も鍛えることができます。
台本も使わない、歌も歌わないですが、脳と体の神経をしっかりと繋ぐ大切な時間なのです。




今回は、エチュード全役総当たりで時間を使った為、シアターゲームは行いませんでした。



台本エチュード!


今回は、事前に渡された台本を暗記し集うレッスンだったので、考察時間がかなりありましたね。面白い役どころをみつけた方も見受けられました。



オーディションでは確実に出される「長セリフ」も一文のみありました。この1文は、オーディションで出される課題よりはるかに短かかったと思います。ですが、オーディションでよく求められる内容がふんだんに含まれているものでした。


今回も全役総当たりなので、全員が長セリフをいうチャンスがありました。役作りがきちんとできていた人、国語の本読みだった人、覚えたことを言っただけで誰の反応も聞かずに一人で芝居をしていた人、セリフを覚えきれず止まってばかりの人、と様々でした。他の方の演技を見て、何を感じたでしょうか。



すり合わせでは要点を重点的に打ち合わせられるようになってきたかと思います。また、だめ出しの時に「あ、これは摺りあわせていなかった」ということに気づいたグループもありましたね。辻褄があうことも大切です。



セリフが成立してくると、文字が立体化し、変哲もない文章がとても面白いシーンへと変わりましたね。これが役者の仕事、これがお芝居です。




皆の目的と、それぞれのキャラクターの感情が決まれば、セリフの成立も確実になってゆきます。体感したこと、アドバイスをもらったこと、他の方から受けたもの、をぜひ次回のレッスンで活かしていただきたいと思います。


お芝居は「お遊戯会や演劇ごっこ」ではありません。オーバーアクションやオーバーリアクションも必要ありません。お芝居はいかに実生活のようなリアリティで魅せられるかです。




見立て、ジェスチャー、パントマイム。小さい頃やったであろう「おままごと」は、リアリティを出すとてもいい練習です。地面に家の間取りを書き、台所で料理したり、玄関ドアを開けたり、窓を開けたり、お風呂に入ったりしませんでしたか?家族や友達役を作り、全部アドリブで会話をしていましたよね?ここで語彙が増える子供も多いようです(保育士からすると家の内情は丸見えだとか、、、)。苦手だった方、まずは、生活の動きパントマイムから練習してみましょう。



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未経験者や技術不足の方は、ご自身の所感(自分はできているという感覚)と、実際は「できていない」というズレがある場合がほとんどです。アンケートでは動画を見る前の所感を大切に書いていただいております。そのズレをレッスンで解消し、次のオーディション対策レッスンで試していただくので、「ひとつひとつどう感じたか・何に興味をもったか・何を学んだと思ったか」を素直に書いて下さい。これがスキルアップや合格への道です!



特別レッスンは毎回動画録画しています。早ければ翌日にも皆さんにみていただいておりますが、自分が言われた通りにできているのか、思っているのと同じ動きになっているか、しっかりと検証し、直してゆきましょう参加するだけではなく、ここが大切です!


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未入会だけど・・・参加したくなった!


1ヶ月に1回、月末あたりの週末にオーディション対策レッスンは開催されます。



全員にすべてのワーク参加をしていただき、ひとりひとりへのアドバイスはもちろん、その後何度も小返しを行うため、3名以上8名まででの少人数レッスンです。(参加者が多くなった場合は別時間に振り分けます)



グループレッスンのデメリットは、ひとりひとりが受けたアドバイスを小返しさせてもらえないこと!アドバイスをもらっただけでは、習得できません!スクールや事務所レッスンでは、これができないためにウンチクのみを学んできます。自分ができなければ何も意味がありませんよ!



本気の方、グループレッスンは要注意です!


ここまでやってくれるの?の現場直結のオーディション対策レッスン。
読んでいたら参加したくなった。
一度参加してみたい・・・
そんな方、
メインのお教室レッスン生でなくても「単発レッスン生」でしたら参加可能です。
詳細は「単発レッスン」をご覧ください。



課題がありますので、参加エントリーには締め切りがございます。
ご興味ありましたら、まずはすぐにお問い合わせ下さい。


耳を鍛える!ハモり訓練!




このハモりレッスンでは、
与えられた楽譜通りにハモることはもちろん、
ライブでハモりに入れること。
セッションですぐにハモれること。
自身の曲で自分でハモりパートを入れられること。
歌詞をみて、音取りができ、2パート以上の音をすぐに覚えられること。

を訓練しております。



最大の目的は「耳を鍛える」こと。


特に、すぐに覚える技術は、アイドル(歌手)・ミュージシャン志望、ミュージカル俳優志望、声優志望者には必須だと思います。



今回は、ハモり耳を鍛える訓練を行いました❗️ほぼ全員が体感いただけました❗️内容は秘密です。



レッスン生の感想(抜粋)

提出していただいたアンケート(所感メモ)はこのような感じです。
いつもこのように裏面までびっしり書き連ねて下さっています。
様々なことを体感できましたね!



アンケート(所感メモ)は、書きながら振り返り、脳でまとめるという作業の場です。気づきが多くびっしりの方もおりますね!できた、できない、わからない、今の段階での気づきが大切です。




技術不足の方については合同レッスン時に修正アドバイスができません。アドバイスが理解できる(なんとなくでしか体感していない為)ところにないので、しばらく野放し(指摘されないのはできている証拠というわけではない)としております。が、特別レッスンを何度も重ねていくうちに、見えてくるようになります。それまで根気強く、とにかく気づきを毎回増やしてゆきましょう!


<皆からのフィードバックより>

今回も、裏面までびっしり所感を書いていただきました!
このいただいたフィードバックは、これからの課題(所感と現実の差を埋める)となりますので、

①ワークで自分は何を感じ、どう思ったのか。

②できたと思ったのか、できなかったのか。

③誰かの発言やパフォーマンスに何を感じたか。

④自分はどうしていきたいのか。

⑤動画を見た後の、所感との差。(間に合わない時はノートに書いておこう)


を特別レッスン後のまだドキドキしているうちに書いていただきたいと思います。所感が大切!


学んだこと(技術)をまとめただけの方もおりますが、それはご自身のノートに記載しておいてください。


2時間のレッスンで数行程度分しか気づきを得られなかった、感じられなかった方は、まだまだ観察力や試したいという熱量が足りないと思います。


出された課題になんとなく参加した、では時間の無駄ですよ。もっと脳と身体を使って”いちいち”体感していきましょう!


【ハモり】


●調和した時、一瞬だけ心地よい音を感じることができた。
●結構つられてしまった。
●バラバラな感じだったところから心地良い音を感じることができた。調和を感じた。
●揃ってきたら教会のように感じた。
●同じ音質を出すためにはロングトーン練習が大事だと思った。今まで以上にしっかり取り組みたい。
●不協和音でも、人の声だと協和音になり、響きが良くてもっとやってみたいと思った。また人の声はドレミでは表せない不思議な音を持っていると感じた。
●皆でハモることができた時は心地よい感じがした。
●最後の2回くらいではどんどん音が重なって厚みが生まれたのがわかった。
●違う音を出しているのに音に包まれている感覚があった。いつもハモりではこの音で合っているかな?という不安が大きく誰かに依存したくなってしまうが、今日の感覚を忘れずに活かしたい。

【台本エチュード】


●細かく考えすぎてしまうので、できること、すべきことで、削りながら考えるべきだと思った。
●今までのレッスンで学んだことを活かして、セリフ前の感情や「・・・」」の感情を考えることができた。
●台本の読み方が分かってきたので、継続して行って、その場でもらった台本でもそれがすぐにできるようにしていきたい。
●景色を見てやれていないと思った。
●◎◎さんの役作りがよかった。一気に上手くなっていた。自分も頑張りたい。
●「・・・」をもっと意識したい。
●すり合わせで、前回できなかった発言が積極的にできた。
●前回他の人のアドバイスを聞けなかったことがあったので、今回はきちっと聞くようにしたら、自分の引き出しにはない発想が生まれた。
●他の人のをみることで、相手がどんな風に魅せたかったのかを見ることができた。
●摺り合わせで、相手の意見も取り入れつつ、自分の意見をいうことが前回よりできた。
●感情+セリフ+動きがセパレートできなかった。
●摺り合わせでうまくまとめられず時間が来てしまった。結局本番ではその場しのぎの動きだったりセリフが噛み合わなかったりした。
●強調したい時の目線をしっかり考えたい。
●セリフがない人は、シーンの目的を観客により伝わるように動かなければいけないから難しかった。
●間には台詞として書かれていない登場人物の思いなどが込められているのに、ただ台詞をいうのはだめ。
●今回は事前に考えてきた感情で固定されてしまい、相手の動きをみているようでみていなかったし、余裕がなかった。どんな時もその時の空気、相手、感情を感じていけるようにしたい。
●面白い役どころを見つけた方がいて、もっと視野を広げていきたいと思った。
●コミカルにしたいと思ったので、それ自体ができたのは良かったと思ったが、全体で見てどうかはもっと考えるべきだった。
●台詞のない役の設定がよく、たくさん面白くできそうでいいなあと思った。
●他の方のをみていて、気持ちがあってから動けている人のはすごく自然で、なぜその動きになったかもよくわかった。
●日常生活では不自然な動きなのにお芝居になるとやってしまっている。自然な演技を求めていきたい。
●言われたことにすぐに反応して演技に移すことができない。想像力をもっと鍛えたい。
●アドバイスをいただいた後だと、なぜ動くのかの動機がはっきりし、次の動きにつなげることができた。
●練習した「つもり」話し合った「つもり」だったのに、と後悔するので次回からは「つもり」を無くしていきたい。
●話合ったつもりでもいざやってみると「相手はこういうつもりだったんだ」ということもあったので、確実に共有しあいたい。
●セリフが成立していないものやしているものは見ていて分かったが、いざ自分がやってみるとよくわからない。
●次のセリフや動きに意識がいってしまい、相手に届ける、受け取るができなかった。
●セリフが止まってしまうと、そこまでの流れが止まってしまい、一気に現実になってしまうと実感した。


※普段感情表現が豊かでない、していない人は、きっと周りから何を考えているかわからない人、と思われていると思います。演技の世界ではかなりマイナスポイント。日頃から動画で自分を撮影し、思った通りの動きや演技ができているか確認しましょう。ただ動きをオーバーにしても、わざとらしいだけで不自然になりますよ。注意しましょう。



恒例のケーキタイム❗️は今回はコロナの影響がありお休みです。
みなさんには、お土産をお持ち帰りいただきました。
ケーキ屋やお土産はオマケですのでレッスン料には含まれません(笑)

オンラインレッスン限定再開!


オンラインレッスン「限定再開」のお知らせです❗️
ご予約承り中❗️既にエントリースタートしておりますので、お時間は早い者勝ちです❗️


詳細・お申し込みは→ 「こちら」から。


以前のオーディション対策レッスンの記事



オーディションを受ける方は必見❗️また、セミプロ以上を目指す方、お教室に入会希望の方も、ぜひご覧下さい。


■ 2020年7月


■ 2020年6月


■ 2020年3月


■ 2020年2月


おまけ!オーディション・役作りの仕方


元劇団四季俳優のコメント付き❗️ 
これは必見❗️
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